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二次創作の絵などの展示、時に日常雑記だったり。同人要素ありの女性向けなので苦手な方は注意してください。
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文章書きというのは難しいですね…小説書きさんを心底尊敬する今日この頃です

というわけでキラシンの月見小話の続きです

では下からどうぞ!



























お互いの休暇のこの日に会おうと約束した人はきっと今日は来ないだろう
そう諦めのついたシンは、もう少し一人の月見を堪能してから部屋に戻ろうと思っていた
別に未練がましく待っているわけではない
一人の月見も悪くないと気に入ったのだから…。

それでも、もういい加減夜も遅い。そっと現実に戻されるような感覚を覚えながら
立ち上がろうとしたその時だった…

その静寂で幻想的な世界を壊さないよう静かに





「ごめん、お待たせ…」



ああ…来れたのか…



「キラ」




月の光に浮かぶ顔は紛れもなく待っていた人だ…

少し心臓の音が上がる気がした。少しだけ気恥ずかしさを感じて落ち着かなくなってしまった

なんだかんやと思っても、やはり会える事を願っていた自分
居心地を正すように身じろぎする



「別に、そんなに待ってなかったし…」

わざと無愛想にそう返事してしまった。気にしてないように見せる為のシンなりの不器用な気遣いのその様子は
しかしキラから見れば待たせられて少し拗ねてしまった子供のようで…キラはそっと沸き上がる笑いを押し込めた


「ごめんね、どうしても緊急で邪魔…仕事が入っちゃって」

「おい今なんか邪魔とか聞こえたような…仕事のほうは大丈夫だったのかよ?」

隣に腰掛けながら、さも何でもないふうに

「平気、平気。適当にさっさと済ませて後はアスランに任せてあるから、よっぽどの事はおきないと思うよ!」

にっこりとそう言ってのけるキラにシンは力一杯アスランに同情した…。
その一方でそうしてまで会いに来てくれたことに気分が高揚した(と同時にかつての上司に申し訳なく思った)



肩を並べ、夜空の月の光の中で二人他愛のない会話を続ける…

こんな一時が、なんだか随分と幸せに思えた。





おしまい



挑戦したイラスト小話ですが見事に玉砕した感じです…。要・精進


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